『公暁』役は寛一郎！鎌倉殿の13人で大河初出演！いつから？どんな役？

三谷幸喜脚本の2022年の第61作大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、第15回「足固めの儀式」は前半での盛り上がり回と三谷さんが語られていたとおり、一番手の御家人『上総介広常』が。。『謀反人』として無念の死をむかえ、日本中の心が追いつかないまま、死後鎧に入っていた手紙のドラマ（文字の読み書き出来ず密かに猛特訓。上総介が努力の末に未来の夢を認める。そこには君主『武衛』頼朝への心からの反映を願ってかかれた思いがあった）に悲しみ、、そして怒り、頼朝に対してのなんとも気持ちの悪い感じにどよめきました。

SNSでは＃頼朝嫌い　＃上総介を偲ぶ会　など大混乱と大反響。。。毎回怒涛の展開でこれからますます目がはなせません。特に佐藤浩市さん演じる『上総介広常』がすごかった。。最後笑った？「武衛、武衛。。。」→「ぶえい、ぶえい（泰時の鳴き声）」など鳥肌たちまくりの演技、演出には鳥肌がたったという方も続出。ジワジワくる恐ろしいほどの伏線。

小四郎が初恋の人、八重さんと結ばれ『俺たちの泰時』がようやく産まれたのにこの複雑な気持ち。。。

頼朝の為に、御家人達を抑えて反発を減らすように頑張ったのに、躊躇いもなく頼朝が誅殺を命じたというストーリーを見て、とても切なかったです

全ては鎌倉殿のため……もう号泣しかありません。ブラック義経に続き、ブラック頼朝。
これからどのように別れを表現するのでしょうね。改めて切ない😢😢😢強面だけど純朴で少し抜けちゃう愛すべきキャラをいつも魅力的に演じてくださる佐藤浩市さん✨でも今回はあまりに理不尽な最期で…あんまりよです😭

↑これだけで、胸が張り裂けそう、、『この手紙を慣れない筆で一生懸命に書いてたかと思うと切なかったです…』公式インスタには数え切れないほどの追悼コメントが！上総介、大人気。

他の登場人物も個性豊かに、そしてますますクセ強く、物語は進んでおりブラック鎌倉殿も全開です。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はキャスティングも三谷幸喜さんご本人が発表することで毎回注目を集めています！公式ツイッターで発表告知しNHKで自ら発表するというスタイルで2022年3月1日に行われた第6弾の発表では、『公暁（こうぎょう）』役で、佐藤浩市さんのご長男、寛一郎さんが決定しました！大河ドラマ初出演、おめでとうございます。

残念ながら、実父、佐藤浩市さんとの共演（同じ時代）にはなりませんでしたが

今回は

●寛一郎さん『鎌倉殿の13人』での役どころは？
●寛一郎さん『鎌倉殿の13人』で演じる『公暁』とはどんな人物？
●寛一郎さんのプロフィールやインスタは？

についてまとめてみました。

寛一郎『鎌倉殿の13人』での役どころは？

『鎌倉殿の13人』は2022年（令和4年）から放送予定のNHK大河ドラマ第61作です。

寛一郎さんが演じるのは『公暁（こうぎょう）』。鎌倉幕府2代将軍源頼家の次男。なので、頼朝の孫です。

頼朝（大泉洋さん）の嫡男（今、万寿）『源 頼家』は金子大地さんが演じます。

その次男が寛一郎さん演じる『公暁』となります。僧侶でもあるようです。

公暁（くぎょう、こうきょう、こうぎょう、正治2年（1200年） – 建保7年1月27日（1219年2月13日））

鎌倉時代前期の僧侶。鎌倉幕府2代将軍源頼家の次男（『尊卑分脈』など）または三男（『鶴岡八幡宮寺社務職次第』など）。

母は『吾妻鏡』によれば足助重長（加茂重長）の娘の辻殿、

『尊卑分脈』などによれば一幡の母と同じく比企能員の娘若狭局、

縣篤岐本『源氏系図』によれば三浦義澄の娘。

一幡は異母兄または同母兄、栄実は異母弟または異母兄、禅暁は異母弟または同母弟、竹御所は異母妹または同母妹にあたる。幼名は善哉（ぜんざい）。

叔父である第3代将軍源実朝を「父の仇」として暗殺したが、自身も直後に討ち取られた（なお、公暁は実朝の猶子であったため、義理の父親を殺害したことになる）。

公暁ウィキペディアより

人気の石橋静河さんやカンヌ国際映画『ドライブ・マイ・カー』や朝の連続テレビ小説カムカムエヴリバディでも一恵ちゃん役でも注目を浴びた三浦透子さんらに交じって、寛一郎さんの出演が発表！寛一郎さんも大河ドラマには初出演です。2017年公開の映画『心が叫びたがってるんだ。』で20歳で演技に初挑戦し俳優としてはまだ5年目。注目を集めています。

公暁

祖父：源頼朝　祖母：北条政子
父：源頼家　母：諸説あり

寛一郎さんのコメント

実直であり、感情的であり、若さ故の愚かさもあり、作法があるなか、個人の選択で、あの時代で仇討あだうちの象徴といってもいい彼を、革命児として認識しています。

そんな彼を演じられることをうれしく思います。時代と遊離してしまう彼の心情と近い部分を探して、表現していければと思っています。

そして何が怖いって、源氏の足固めのため犠牲にさせられた上総介＝佐藤浩市さんのご子息である寛一郎さんが、源氏の世を終わらせる公暁を演じるんですよ……ここにきてキャスティングの意図に震えてる #鎌倉殿の13人

親子の『鎌倉殿の13人』それぞれの役が、源氏の繁栄と滅亡にかかわる役どころになっているところに、歴史ファンの皆さんを唸らせているようです！佐藤浩市さん演じた上総介広常がこのような形で殺害され、あの手紙。ここまで上総介広常が輝き、注目され、そしてバトンは寛一郎さんへ。。見るしかありません！

寛一郎『鎌倉殿の13人』で演じる『公暁』とはどんな人物？

父・頼家の敵を取るため、おじの実朝を殺害。享年20歳。。。しかも小四郎が命を下してる。ダーク小四郎。

【5歳】父である将軍頼家は建仁3年（1203年）9月の比企能員の変によって鎌倉を追放され、翌年、善哉が5歳の時に北条氏の刺客によって父の頼家が暗殺された。

【7歳】建永元年（1206年）6月16日、7歳になった善哉は若宮の別当坊より祖母である尼御台北条政子の邸に渡り、着袴の儀式を行う。

10月22日、乳母夫である三浦義村に付き添われ、政子の計らいによって叔父の3代将軍源実朝の猶子となった。

【12歳】建暦元年（1211年）9月15日に12歳で鶴岡八幡宮寺別当定暁の下で出家し翌日には受戒のため上洛する。

園城寺において公胤の門弟として入室し、貞暁の受法の弟子となる。はじめは頼暁という戒名を受け、公胤の弟子となってからは公暁の戒名を受けたものと見られる。

【17歳】建保5年（1217年）6月20日、18歳で鎌倉に戻り、政子の意向により鶴岡八幡宮寺別当に就任した。同年10月11日からは裏山で千日参篭をおこなう。

【18歳】翌年建保6年（1218年）12月5日、公暁が鶴岡に参籠して退出しないままいくつかの祈誓を行っているが、一向に髪を下ろす事もしないので人はこれを怪しんだという。また伊勢太神宮や諸社に奉幣する使節を送った事が将軍御所で披露されている。

【19歳】年が明けた建保7年（1219年）1月27日、雪が2尺（約60cm）ほど降りしきるなか、実朝が右大臣拝賀のため鶴岡八幡宮に参詣する。夜になって参拝を終えて石段を下り、公卿が立ち並ぶ前に差し掛かったところを、頭布を被った公暁が襲いかかり、下襲の衣を踏みつけて実朝が転倒した所を「親の敵はかく討つぞ」と叫んで頭を斬りつけ、その首を打ち落とした。同時に3、4人の仲間の法師が供の者たちを追い散らし、源仲章を北条義時と間違えて切り伏せた。そして『吾妻鏡』によると、八幡宮の石段の上から「我こそは八幡宮別当阿闍梨公暁なるぞ。父の敵を討ち取ったり」と大音声を上げ、逃げ惑う公卿らと境内に突入してきた武士達を尻目に姿を消した。一方、『愚管抄』によると公暁はそのような声は上げておらず、鳥居の外に控えていた武士たちは公卿らが逃げてくるまで襲撃にまったく気づかなかったとある。儀式の際、数千の兵はすべて鳥居の外に控えており、その場に武装した者はいなかった。

公暁は実朝の首を持って雪の下北谷の後見者・備中阿闍梨宅に戻り、食事の間も実朝の首を離さず、乳母夫の三浦義村に使いを出し、「今こそ我は東国の大将軍である。その準備をせよ」と言い送った。義村は「迎えの使者を送ります」と偽り、北条義時にこの事を告げた。義時は躊躇なく公暁を誅殺すべく評議をし、義村は勇猛な公暁を討つべく長尾定景を差し向けた。

【20歳】公暁は義村の迎えが来ないので、1人雪の中を鶴岡後面の山を登り、義村宅に向かう途中で討手に遭遇する。討ち手を斬り散らしつつ義村宅の板塀までたどり着き、塀を乗り越えようとした所を討ち取られた。享年20。

 

定景が公暁の首を北条義時邸に持ち帰り、義時が首実検を行った。なお、『吾妻鏡』によると実朝の首は所在不明だが、『愚管抄』には岡山の雪の中から実朝の首が発見されたとある。

公暁の犯行の背後には、

●北条氏の源家討滅、

●あるいは北条氏の政敵で公暁と近しかった三浦氏による北条打倒、

●または将軍親裁を強める実朝に対する北条・三浦ら鎌倉御家人の共謀、

●もしくは後鳥羽上皇による幕府転覆の策謀などが存在したのではないか

と後世の研究家にそれぞれ推測されているがいずれも確証はない。またそれらの背後関係よりも、公暁個人が野心家で実朝の跡目としての将軍就任を狙ったところに、この事件の最も大きな要因を求める見解もあり、公暁単独犯行説を取っている研究者も複数いる。

なお、公暁の墓は現存せず、墓所についての史料も存在しない。

かつて鶴岡八幡宮には「公暁の隠れいちょう」と呼ばれるイチョウの大木が立っており、公暁がこの樹の陰に潜んで実朝を襲ったという伝説と共に親しまれていたが、

この伝説が知られるようになったのは江戸時代になってからの事であり、当時の史料にはない話である。このイチョウは2010年3月10日の強風によって倒壊した。

「公暁の隠れいちょう」の伝承のある鶴岡八幡宮のイチョウ（倒伏前）

公暁ウィキペディアより

公暁の父、源頼家役はこの方！

金子大地さん演じる「公暁」の父、源頼家は、先日「生後500日」の足固めの儀式をおこなったばかりの万寿が成人した姿！かっこいいです。。しかしやはり権力争いのど真ん中に。。

享年23（満21歳没）。きりりとした目は政子ににてるような。

源 頼家（みなもと の よりいえ）は、鎌倉時代前期の鎌倉幕府第2代将軍（鎌倉殿）。鎌倉幕府を開いた源頼朝の嫡男で母は北条政子（頼朝の子としては第3子で次男、政子の子としては第2子で長男）。

父・頼朝の死により18歳で家督を相続し、鎌倉幕府の第2代鎌倉殿、更に三年半後に征夷大将軍となる。母方の北条氏を中心として十三人の合議制がしかれ、頼家の独断は抑えられたとされるが、当事者である北条氏の史書の記録のみでしか、確認できていない。

合議制成立の3年後に頼家は重病に陥ったとされ、頼家の後ろ盾である比企氏と、弟の実朝を担ぐ北条氏との対立が起こり、北条氏一派の攻撃により比企氏は滅亡した。頼家は将軍職を剥奪され、伊豆国修禅寺に幽閉された後、暗殺された。頼家追放により、北条氏が鎌倉幕府の実権を握ることになる。

頼家Wikipediaより

ボス・父の頼朝が死→将軍の代替わりの政権争い勃発→【頼家よりも弟・実朝を将軍にして北条家が権力握りたい】頼家の後ろ盾の比企氏、滅亡→実朝の後ろ盾の北条が勝ち上がる。

父の無念をはらしたく、父の弟である第3代鎌倉殿・実朝を殺してやる！！！！となる。。。鎌倉の時代とはピリピリして休まらない時代ですね。

寛一郎のプロフィールやインスタは？

寛一郎さんは、俳優の現在25歳。

日本を代表する俳優、三國連太郎（祖父）、佐藤浩市（父）の息子で俳優の3世

芸名の寛一郎は本名。

予定日より2か月早く生まれ、1600グラムの未熟児だったことから、大きくのびのび育って欲しい、寛大な心を持ってほしいとの意味を込めてつけられたそうです。

幼い頃から父・佐藤浩市に連れられ映画の現場を見て育ち、映画好きだったが俳優の道に進むことは考えておらず、俳優になることを決意したのは18歳のとき。

高校卒業後はロサンゼルスに短期留学する。

2017年に俳優デビュー（俳優として初めて演技をしたのは2016年秋に撮影が行われ、2018年に公開した映画『菊とギロチン』）

映画『心が叫びたがってるんだ。』を経て映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』での演技が評価されました。

●2019年　第28回日本映画批評家大賞 助演男優賞(「菊とギロチン」)

●2019年　第33回高崎映画祭 最優秀新進男優賞(「菊とギロチン」）

●2018年　第27回日本映画批評家大賞 新人男優賞（南俊子賞）(「ナミヤ雑貨店の奇蹟」)

●2018年　第92回キネマ旬報ベストテン [個人賞]新人男優賞（「菊とギロチン」）

 

寛 一 郎

俳優

1996年8月16日

東京都出身

 

Wikipediaより出典

注目されるきっかけともなった映画はこちら「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。キャストは主演の山田涼介（Heysayjump）、
西田敏行・尾野真千子・萩原聖人・小林薫・吉行和子など超ベテラン俳優をはじめ、若手俳優も村上虹郎・遣都・成海璃子・門脇麦と今をときめく超豪華キャスト。

阪本順治監督の新作『一度も撃ってません』では父である佐藤浩市とちゃんと同一画面内で共演も果たしています！

インスタグラムは現在開設されていないようでした。　インスタグラムの「＃寛一郎」はコチラ。

まとめ

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のキャスト発表第6弾で『公暁』役で、寛一郎さん大抜擢！大河ドラマ初出演で決定しました！

最後までお読みいただきありがとうございました。

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