ついにKDDIが、データ通信容量20GBで月額2,480円(税抜)の新料金プラン【povo】を1月13日に発表しました。先に発表したNTTドコモ、ソフトバンクよりも月額500円も安い料金設定です。
今回は明日の詳細発表で注目すべき
●サブブランド回線か否か?
●わかりやすい料金?受付はWEBのみ対応?
●対応機種
など、気になる項目をチェック!
『povo』はポルトガル語で「人」という意味でした。
Table of Contents
日本経済新聞の報道によると、KDDIが提供予定の新料金プランは、4G(LTE)と5Gの両方に対応し、月額2,480円で20GBのデータ通信が利用可能となるそうです。
その後、NTTドコモが発表した「ahamo」、ソフトバンクが発表した「SoftBank on LINE(仮称)」の月額2,980円(税抜)と比べて、KDDIの新料金プランは月額500円安く設定されています。
また、KDDIの新プランは月20ギガバイトで2480円を基本とするが、1日単位や週単位で利用者が柔軟に契約内容を変更できるそうです。例えば「映画を見たいので1日だけ無制限にしたい」「今週は通話が多くなりそうだから安い通話料金にしたい」など、予定に合わせて月内でも自由にプランを変更できるということです。
報道によると、KDDIは1月13日に詳細を発表予定とのことです。
●「povo」はシンプルで柔軟性の高いプラン設計をコンセプト
●月額2,480円で使えるデータ容量20GB
●オンラインで自由に選択可能な、さまざまな追加トッピングあり
第1弾として、200円の追加料金でお申し込みから24時間データ通信が使い放題となる「データ使い放題 24時間」でオンライン授業や会議など一時的な大容量のデータ利用ニーズにお応えするほか、●月額500円で5分間までの国内通話が無料でご利用いただける「5分以内通話かけ放題」
これに入ると他社の金額と同じになりますね。
追加トッピングは、ニーズに応じて順次拡充していく。
加えて、「povo」では、auの高品質な5G・4G LTEのネットワークを利用するため、安心で快適なデジタル体験ができる。5Gは2021年夏に対応予定です。
●キャリアメールには対応していません。
月額料金 | 2,480円 |
---|---|
月間データ容量 | 20GB (超過時も最大1Mbpsで利用可能) |
通話料金 | 20円/30秒 ※衛星船舶電話など、料金が異なる通話先があります。 |
<追加トッピング>
2021年3月提供開始予定!
また、若い世代をターゲットにしているドコモのアハモはサービスの申し込みをWEBのみでおこなっています。povoもどの申し込みはWEBのみのようです。
申し込みは「povo」専用サイトから
ソフトバンクとKDDIは、2020年10月にそれぞれサブブランドのY!mobile、UQ mobileを使った新料金プランを発表していましたが、武田良太総務大臣は「羊頭狗肉」「メインブランドで出さないと意味がない」と厳しく批判していました。
新料金プランは「羊頭狗肉」「あまりに不親切」「全く無意味」
武田良太総務大臣は11月20日の記者会見で、ソフトバンクとKDDIが発表した新料金プランが、それぞれサブブランドのY!mobile、UQ mobileによるもので、利用者からメインブランドでの対応を求める声が出ていることについて報道陣から見解を尋ねられると、時おり語気を強めながら、約4分間にわたって語りました。
武田大臣は、「アクション・プラン」発表後に割安なプランが発表されたことを「確かに選択肢が増えた」と一定の評価をしながらも、多くの方が利用しているメインブランドでは新しいプランが発表されていないことを、「問題だ」と語っています。
新料金プランについて、「羊頭狗肉」という言葉が適切かはわからないが、と前置きし、新プランを作って利用者に委ねる姿勢を「あまりに不親切ではないか」と批判し、特に高齢者に対しては「もっと分かりやすい、丁寧なやり方を自ら考えるべき」「形だけ割安なプランが用意されたのでは全く意味がない」と強い口調で批判しています。
対応端末については、別途ご案内予定とのこと。わかり次第追記します。
KDDIの発表により、「携帯電話料金の値下げ」を重要政策に掲げる菅義偉政権の意向を受けた大キャリアの新料金プランが出揃いました。
今後、KDDIの料金にNTTドコモとソフトバンクが対抗する可能性もあり、携帯大手各社の動向が注目を集める状態が続きそうです。
NTTドコモとソフトバンク、対抗値下げの可能性もあるかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
Source:日本経済新聞
View Comments