妙見茶房

長崎西山の古民家カフェは静かなる“Zen”の世界『妙見茶房』

今回は、

・まるで“Zen”の世界。水琴窟の音と、歴史をそのまま感じる古民家カフェ。
・「豆の質」にこだわりぬいた、特別なコーヒーと「ゆらぎガラス」越しに見える中庭と長崎絶景を堪能できる。
・長崎発祥のアート『長崎南画』を身近に感じる。

 

そんな長崎の古民家カフェをご紹介します。いつも生活に追われている忙しいママたちこそ、少しだけ軸足を人生に向けて「自分に向き合う」時間も必要ですよね。

 

「CAFE妙見茶房」
●長崎市西山本町8−8 西山神社のすぐ下
●11:00〜16:00
●木曜日が定休日(新型コロナウィルス対策で定休時期もあり)
●メニューは全て500円(税込)現金のみ
(スペシャルティコーヒー・お抹茶・ビール)※お菓子やおつまみがついています。
●駐車場なし(階段を登りますが、絶景です)

 

長崎の西山に「歴史」をそのまま残しためずらしい古民家カフェ

長崎市の西山本町は日本の三大まつりの一つ「長崎くんち」で有名な諏訪神社の電停で下車し10~15分ほど登り続けると西山神社へ続く参道へ。さらに西山神社を目指し、階段を登っていくと神社下の古民家に「長崎南画院研究所」という看板と「CAFE 妙見茶房」の、のれん。

 

西山神社のあるこの一帯の土地を昔は「妙見(みょうけん)」と呼ばれていて、西山神社は「妙見さん」と呼ばれ親しまれていたそうです。西山神社「ザボン」(柑橘系の果物)の発祥の地でも有名ですが、1月に咲く桜「元日桜」も有名です。毎年、雪の降る中、咲く桜を目指してたくさんのカメラマンや観光客が訪れますよ。

 

小さな玄関からはいると、そこはまさにお屋敷。静かながら、重みのある空間があり、廊下を抜けると彦山を遠くに、梅の木や飛び石の中庭が広がります。長崎南画の掛け軸やべっ甲ガラス、亀の剥製など皆さんが思い描くカフェとはひと味もふた味も違う、「特別な時間」が広がります。

 

カフェ?歴史がありすぎる築年数108年の「古民家」
大女優「初代水谷八重子」もこの坂を登りこの絶景を眺めていました

その「特別な空間」の理由は、このカフェの歴史、長崎の歴史にあります。長崎といえば、世界遺産にも登録された『明治日本の産業革命遺産』でも有名な三菱。三菱によって近代の長崎は豊かになった街です。そして、こちらのカフェは、もともと明治45年、(1912年)当時の土佐藩(三菱の創設者の岩崎弥太郎も土佐藩です)で、三菱造船の大番頭「山田耕作」氏によって建てられた建物、
「木組み」工法の技術を屈指して釘を一切使用しない工法で建築されている貴重な建物で108年の100年住宅なのです。

 

カフェには様々な方が、コーヒーを飲みに立ち寄られる中、歴史に詳しい方もたくさん足を運んでくださるそうです。ある方は長崎の歴史の本のコピーをもってきては、ほら、前話していた資料!と。そこには「女優の水谷八重子の祖父水谷六郎が三菱造船所の幹部であったので、長崎に親近感を持っていた。西山の山田という親戚の家をよく訪問していた。」と書かれてあり店主のおどろかれたそうです。また映画にもなった「長崎ぶらぶら節」で有名な、古賀十二郎氏は、時々この館に寄って、いつも二、三間ぐらい泊まったそうです。

 

この、堂々とした佇まいは、まだカフェをする前から、西山神社に参拝に参られた方や台湾や韓国からの観光客の方からも『家の中を見学させてください。』と言われるほど、人をひきつけていたそうです。

長崎南画を身近に鑑賞でき長崎発祥のアートにふれる

木組み様式建築、長崎南画、九州三指に入る樹齢三百数十年の野梅の容姿。飛び石の重量感あふれる石組。流れる雲と空、彦山と庭園の絶妙な遠近バランスが織りなす景観は南画そのものです。(妙見茶房)

この古民家の表玄関にかかげてある、「長崎南画院研究所」の木製の看板。カフェのオーナーであり店主の吉田さんは定年退職後、400年の歴史がある長崎南画に魅せられ、この古民家で長崎南画の作品に取り組まれていたそうです。カフェをはじめた今でも、長崎南画の時間だけは定休日になっているそうです。

 

長崎南画とは中国から伝わった山水画で、長崎でも有名な中国のお寺、興福寺の三代目「逸然」がはじめたと言われ、長崎から日本全土に広まったアート。南画は「心の絵」=「写意」といわれており、目に写ったものを描写するだけではなく、目に写ったものから誘発されたものやその想いを絵に託そうとする画家の心を描写することです。つまり自由に心を表現するアート

 

カフェには、長崎南画をはじめ、数多くの長崎の芸術家の作品や長崎ゆかりの品々を展示しています。季節や店主の志向により、展示作品はその時々で入れ替えているとのことです。

 

コーヒーは豆の“質”!トップレベルのスペシャルティーコーヒーを堪能

メニューはシンプルですが、妙見茶房ではに徹底的にこだわったおいしいコーヒーをいただけます。その、こだわり豆とはコーヒーの中でも『コーヒーの品質』の良さに重きを置いたコンテストで上位5%のコーヒー豆『モカイルガチェフェ・ハマ・G1』スペシャルティコーヒーです。

 

スペシャルティコーヒーとはコンテストの「評価」で80点以上である、それにくわえコーヒー農園が取り組んでいる、品質管理や環境保護への取り組みも高く評価の対象となっているコーヒーのことです。

 

見た目は薄く、紅茶のようですが一口飲むとかろやかな口当たりとは裏腹にそのコーヒーの余韻が口に長い時間広がり続ける、これまで味わったことのない、みずみずしい本物のおいしいコーヒーなのです。このコーヒーが1杯500円とは、美味しいコーヒーをぜひ味わっていただきたいというオーナーの心意気でしょうか?

まとめ

今回は長崎、西山本町にある古民家カフェ「CAFE妙見茶房」のご紹介をしましたが、いかがでしたか?たまにはハイキング気分で坂の上まで登って、絶景をながめながら美味しいコーヒーをいただくのも最高の贅沢時間です。

 

抹茶の注文の際はきちんと茶器を回し差し出す茶道のお抹茶の出し方をされるそう。このティ・セレモニーは海外のお客様にも喜ばれそうですね。また西山神社の参道は猫愛好家の皆さんもカメラ片手に登ってこられるほど「お曲がりネコ」もあちらこちらで出没しますよ。ぜひ、一度このステキなカフェに足を運んでみてくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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